「挿し芽」とは
挿し芽とは、植物の茎や葉っぱを切り取って増やす方法です。
土や水に挿し、根付かせます。
これまで、いろいろな植物を「挿し芽」で増やしました。
ハゴロモジャスミン、ヤマホロシ、ヒペリカムなどなど。
皆さんもぜひ!《挿し芽》でお好きな植物を増やしてお庭を彩ってみてください!
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挿し芽の方法
挿し芽の方法をご紹介します。
1~4の手順で、簡単に花や緑を増やすことができます。
最初から上手くいかないかもしれません。失敗はつきものです^^
「むずかしいな~」と思わず、チャレンジしてみてください!
手順1
赤線部分を選定バサミなどで斜めにスパっと切る。
葉はだいたい3~5枚を目安に残しておく。
葉をそのままにしておくと、葉に水分を取られてしまうので、葉は半分に切る。
手順2
切った草茎を、コップなどの容器に水を入れ、30分~1時間挿しておきます。
このとき「メネデール」などの活性剤を水に薄めたものや、「ルートン」という発根促進剤を使ってもOKです。
手順3
挿し芽専用の土(草花用土でもOK)に、割り箸などで穴を空け、草茎を挿します。
切り口はデリケートなので、ブスっと力まかせに挿さず、割り箸などであらかじめ穴を空けてから挿してましょう。
やさしくお水をあげます。そして半日陰に置いてあげます。
手順4
「3」のあと、お水を忘れずにあげてください。しばらくすると、根が生えて生長してきます。
日当たりのいい場所に移してあげて、「液体肥料」を定期的に与えてあげましょう。
そうして育ったら、また挿し芽で増やしてあげてくださいね。
液体肥料は、ホームセンターなどで安価で買うことができます。
一番有名なのは「ハイポネックス」だと思います。
定期的に肥料を与えてあげると、育ち方がぜんぜん違います!
▼ハイポネックス
人間でいうと、水だけを飲んでも栄養を摂ることはできませんが、野菜や果物を食べると体にに必要な「栄養」を摂ることができますよね。
それと同じなんです。
植物も「水」だけ与えてあげてもだめなんです。
水を与えることで「枯れない」かもしれませんが、必要な栄養が摂れないんですね。
ですので、植物にもきちんと肥料という「栄養」を与えてあげましょう♪
いただいた花束から挿し芽をして育った「ヒペリカム」
● 挿し芽の方法 もうひとつ!
管理人の経験上ですが、コップや花瓶に挿した状態で、気長に数ヶ月(~数年?)待つと根っこが生えてきます。(水替えはしてくださいね)
根っこが十分生えてきたら、土に植えてあげます。
管理人はこの方法で、ヒペリカム、ハゴロマジャスミン、ヤマホロシなどの挿し芽に成功しました♪ ※ すべての植物がうまくいくとは限りません。
挿し芽がかんたんな植物
ガーデニング初心者さんにとって、挿し芽も花の植え方同様、ハードルの一つといえるかもしれませんね。
挿し芽がしやすい植物をご紹介します♪
アップルミント(ハーブ)
アップルミントは、たった一節を土に挿すだけでみるみるうちに、あれよあれよというまに増えます♪
生育が早く、剛健・旺盛なので、庭植えは厳禁です。大変なことになります😱
ゼラニウム
これはなんの技術も入りません!
切った節から土に挿すだけです!
(水要らず😜)
たったこれだけ、とってもカンタン♪
いかがでしたか?以上、挿し芽の方法でした。
管理人独自の挿し芽の方法もぜひ参考になさってみてください☺